俳句・短歌・詩等関連
昨日カワヅザクラとスイセンのほかに、ユキヤナギがそろそろ見頃を迎えようとしていた。 ユキヤナギは中学生の頃から惹かれる花である。明るい陽射しを受け、春の暖かくなりかけた風を受け、揺らめくさまが気に入って公園などで日がな眺めていた記憶がある。…
★ふるさとの闇こそしづめ大晦日 飯田蛇笏 私の好きな句のひとつ。文字どおりに「ふるさと」を生まれ故郷と解してもいいが、ふるさとというものがない私には、記憶に残る懐かしい土地、と解している。現在この国に住む多くの人はふるさとという言葉を喪失して…
午後から、お正月用のお酒を買いに出かけた。ウォーキングがてら歩いて40分ほどのスーパーまで。購入後、喫茶店で2時間ほど読書タイム。「キテレツ絵画の逆襲」のその7「日本に裸体画は必要か」、その8「東西洋画対決」に目を通した。 明日までに読み終…
天気予報によると本日の最高気温は11℃となっている。明日は雨で最高気温は7℃。気温だけ見れば、冬らしくなった。 三日続けて柚子をお風呂に入れてみた。柚子ジャムにしなかった柚子を入れるだけ。体が温まるわけでもなく、香りも私の鼻ではわからない。そ…
昨日よりも外は寒かった。 朝から昼にかけての予定は順調にこなすことができた。午後から組合の会館で予定していた作業も順調に終了。しかし16時ころには終わる予定であったが、結局17時過ぎて終了。予定よりも1時間ほどかかった。 単純な作業であった…
「世界」10月号に「戦争が廊下の奥に立つ」時代の俳句のこと」という対談(俳人池田澄子、記者福島申二)という記事があった。「戦争が廊下の奥に立つ」とは「戦争が廊下の奥に立ってゐた」(渡辺白泉)の句のことである。 対談では日中戦争から1945年の敗戦期に…
おとといの「すすきの穂」の記事は、途中で切れてしまっていた。俳句の引用がすっぽり抜け落ちていた。 ★曼殊沙華落暉も蘂をひろげけり 中村草田男★曼殊沙華咲く野に出でよ観世音 橋本鶏二★広島へ帰る児のあり彼岸花 星野麥丘人 ★この道の富士になり行く芒か…
朝になって天気予報通りに強い雨が降っているのに気が付いた。風があまりないので、いつもの目覚めの時刻まで雨には気が付かなかったようだ。 朝食後、横浜市域を時間雨量換算で50ミリを超す雨の区域が通過していった。久しぶりの雨、これが横浜市域では慈…
一昨日、今年初めての蝉の鳴き声を団地の中で聞いた。ミンミンゼミの鳴き声であった。毎年いつ頃に初蝉を聞くか、覚えていようとしてもすぐに忘れてしまう。今年は早かったのか、遅かったのか、記憶を手繰り寄せようとしても、無理である。 蝉は夏の季語でも…
ことしの「平和の詩」に選ばれ、戦没者追悼式で朗読された、豊見城市の伊良波小学校6年、城間一歩輝さんの詩、「おばあちゃんの歌」の全文です。例年の通り、書き写させてもらった。 おばあちゃんの歌 毎年、ぼくと弟は慰霊の日におばあちゃんの家に行って…
前回の続き、「死者の贈り物」(長田弘、ハルキ文庫)の後半を読み終えた。 その人のように ・・・・この世界は、ことばでできている。そのことばは、憂愁でできている。希望をたやすくかたらない。それがその人の希望の持ち方だ。・・・・ わたし(たち)にとっ…
午前中は、「日経サイエンス5月号」の特集記事から「リュウグウが語る太陽系惑星の起源」と「アルマ望遠鏡で迫る惑星誕生の現場」を読んだ。 午後からは昨日に続いて長田弘の詩集を引っ張り出してきた。「死者の贈り物」(ハルキ文庫)を再読。 2003年に…
長田弘(おさだひろし)の詩集「世界は一冊の本」をふと手にして購入した。長田弘の詩は好きである。やさしい言葉がアフォリズムのように次から次へと出てくる。この詩集はその最たるもののひとつかもしれない。 1939年生まれ、今からちょうど10年前の2…
本日より読み始めたのは、「ゴッホは星空に何を見たか」(谷口義明、光文社新書)。ゴッホの5つの作品に描かれた星空はどんな星空であったか、という解説。すでに第1章《夜のカフェテラス》については触れた。 本日は第2章《ローヌ川の星月夜》、第3章《星…
谷川俊太郎の1971年の詩に「平和」という詩があるのを知ったのはそれほど昔ではない。 政治や運動に携わる人びとの思考回路ではない地平で、丁寧に言葉を紡ぐことを谷川俊太郎は自覚的である。それが人びとに広く受け入れられる根拠であろう。 平和 谷川…
気分はずいぶんと楽になった。風邪のようでもない。二晩続きで寝る前に冷えたことに対する体の防御反応だったということにしておこう。本日は早寝が肝要。 警報は解除され、現在は「大雨・雷・強風注意報」が残っている。まだ土砂災害への警戒は必要であるが…
猛暑日が続くとゴキブリと蚊も活動が鈍くなるらしい。昨年も7~8月の猛暑が続く期間、私の住む団地でもゴキブリや蚊の姿はあまり見かけなかった。ゴキブリも蚊も猛暑にはうんざりしているのではないだろうか。 今年は8月最終週になってゴミ集積場にいつも…
★空蝉やいのち見事に抜けゐたり 片山由美子★蝉殻は丸さ極まり天に裂け 遠藤 庄司★空蝉のふんばつて居て壊はれけり 前田 普羅★空蝉の背の一太刀の深かりき 塚田 文 本日の強い陽射しからは、昨晩の雷雨が信じられない。本日の最高気温の予想は横浜で34℃とい…
★職なくて実桜のもと握り飯 庄司 猛★見上げれば揺れはそれぞれ桜の実 々 近くの私鉄の駅と駅の間に細長い公園がある。鉄道が地下化されたのに伴い、以前の鉄道敷が公園として整備され、四季折々にさまざまな花が咲くようになった。 公園のベンチの昼時には、…
陽気に誘われて出かけたものの、いつもの喫茶店についてみたら読書用のメガネがリュックには入っていなかった。家に忘れてしまった。そのまま喫茶店では1時間ほど熟睡。 横浜駅近くまではフラワー緑道を通った。アザミやガクアジサイが咲き始めていた。アザ…
「永瀬清子詩集」を一昨日からめくっていた。1954年の詩集「山上の死者」に「月について」という詩があった。作者は1906年生まれ、1995年89歳で亡くなっている。作者が48歳ころの作品であろう。 月について 永瀬清子 東の空に燃えるように懸…
「永瀬清子詩集」(岩波文庫)から、詩集「グレンデルの母親」(1930年)、「諸国の天女」(1940年)、「大いなる樹木」(1947年)、「美しい国」(1948年)、ならびに短章集「諸国の天女」(1940年)、「女詩人の手帖」(1952年)に目をとおした。 大いなる樹木 我は大い…
午後眼科で親の点眼薬の処方をしてもらった。私は受診をして薬の処方箋をもらおうと思っていたが、本日は代診の医師ということで、受診は遠慮した。明日の午前中に再訪してみたい。どうもこの代診の医師とは私は反りが合わない。 薬局で目薬を処方してもらっ…
強風注意報が出ているが、朝は無風状態、今も風は弱いので、穏やかな日和である。午前中の会議が正午前に終了。 午後からの外出で持参した本は「楽天の日々」と岩波書店の広報誌「図書3月号」。年度末で天気の良いひな祭りの日の日曜日、果たしていつもの喫…
昨晩から今朝にかけて、雪になるかもしれないと心配したが、杞憂であった。 団地の中の紅梅の花弁が雨に打たれて、透けている。下を向いた花の黄色の雄蕊は雨の滴に数本ずつまとめて閉じ込められている。 雨に濡れる花もそれぞれに個性がある。 ★紅梅や雨脚…
夕方、喫茶店で「永瀬清子詩集」を読んだ。永瀬清子の名は、1970年代半ばに吉本隆明編集の「試行」誌上に「短章集抄」が載っていた。幾度も名前は見たが、読んだことはなかった。 戦後2番目の詩集「美しい国」(1948刊、42歳)から2編、ならびに最後の…
10月末ともなると11月の酉の市の声が聞かれる。しかしこの暖かさでは実感が湧かない。今年は11日(土)と23日(木)とのことである。コロナ禍前には毎年ではないものの横浜橋商店街とその近くの金刀比羅大鷲神社の酉の市を見に出かけた。正月三が日に2…
先ほど団地内を歩いていたら、芒の穂が美しかった。群落が小さいので、それほど目立ってはいないが、それでもやはりこの時期ならではの景色である。 本日は満月と十五夜が重なっている。一本拝借したかったが、数が少ないので遠慮した。 ★穂芒に声在りとせば…
昨晩は、仲秋の名月が残念ながらちょっとしか見ることが出来なかった。 ★名月や神泉苑の魚踊る 与謝蕪村 前書きに、雨のいのりのむかしをおもひて、とある。 神泉苑は、弘法大師が神泉苑にて雨乞いの祈祷をしたという故事がある。月光は仏性のあまねく行き届…
ツクツクホウシは法師蝉ともいう。僧や仏の教えと突かず離れずの作品が多い。初秋の季語になる。蝉の中でも遅くまで鳴く。 小さめの蝉だが、「法師蝉」というにはけたたましい、というくらいに大きな声である。私などはよくもあんな大きな声が出るものだと、…