Fsの独り言・つぶやき

横浜市在住。一応理系卒。音楽・美術・文学・政治などをつぶやく。60歳定年退職。膝・腰痛で登山を65歳で断念。現在は街中ウォーキング。

2011-08-01から1ヶ月間の記事一覧

狐の嫁入りにしては‥

狐の嫁入りとは日が照っているのに降る雨のことだが、その場合の雨はそれほどではない。ところが本日横浜南部で17時過ぎに降った雨には驚いた。日が照ってポツリときたが、大したことはないだろうと考えている間にあっという間に、日が照ったままものすご…

すじ雲

本日の俳句 ★古びたる友の手紙や雲の峰 ★人の世に風なき時も秋の蝉 ★ひとつふたつ筋を引きつつ処暑の雲 本日は秋の虫の音を始めて聞いた。かすかに一匹か二匹のように感じたが‥。何という虫だろうか。朝晩、これまでの熱気が大いに和らぎ、随分と気温が下が…

今週は私のシベリウス週間

昨日は夕方までひたすら睡眠、本日も昼まで寝ていた。起き出す気力が今ひとつ回復しない。そんな中、昨日夕方遅くのそのそ起き出して、シベリウスの2番の交響曲とバイオリン協奏曲のスコアを購入しに出かけた。スコアの高価なことは昔から変わらない。2冊…

シベリウスのバイオリン協奏曲

本日はシベリウスのバイオリン協奏曲を諏訪内晶子の演奏(指揮サカリ・オラモ、バーミンガム市交響楽団)で聴いた。ちょっと線が細く、強弱の差も少ないようだが神経の行き届いた叮嚀な演奏と感じる。 この曲は真冬の島影も何もない北の海から曙光がさしてくる…

俳句誌11月号投句

今月の俳句 ★ある意志の始まり蝉の鳴き始め ★山巓の銀河や甲斐の風となる ★いただきを掠めんばかり星流る ★山頂に石ひとつ積み星流る ★峰から峰闇の深さに星の飛ぶ ★糸瓜棚自分の抜け殻かけてみる ★錆軋む貨車の連結夏の昼 ★気だるさの空疎な中心夏の首都 ★…

シベリウスのピアノ曲

今日は静かなピアノの小品を聴きたくて、シベリウスのピアノ小品集(マリタ・ヴィータサロ)を購入した。初めて聴くシベリウスのピアノ曲だが、これがなかなかいい。演奏者も始めて聴くピアニスト。聴いていて気持ちがゆったりと伸びやかになる。解説によれば…

至福の時間

本日は部屋の明かりを消したまま、ブラームスのチェロソナタを聴いている。提剛のチェロ、ウォルフガング・サヴァリッシュのピアノ。ゆったり目のテンポでじっくりと聴かせるタイプの私好みの演奏だ。 狭い居室だが、CDの再生装置のかすかなあかりだけの空…

海からの風

本日の俳句 ★皆なべて口噤む昼百日紅 ★大花火海からの風受けている ★こだわりも諦めもなし桃を剥く

昨日の読書

昨日の読了 「藤原定家-火宅玲瓏-」(塚本邦雄、人文書院) 後鳥羽院との凄絶な確執を主調音にして、良経、実朝などとの交わりを奏でていく。塚本邦雄ならではの美意識に縁どられた文章とあいまって読後感は予想以上。また別の小説も機会があれば読みたいも…

糸瓜棚

本日の俳句 ★糸瓜棚自分の抜け殻かけてみる ★向日葵や柱のごとき力満つ ★錆軋む貨車の連結夏の昼 ★向日葵の光の輻射けだるさに ★物憂くて空疎な中心夏の首都

熊との遭遇

なお今回の山行では、燕岳への合戦尾根の登攀途中でニホンザルを、大天井岳手前で雷鳥を見た。それ以上に驚愕したのが、常念岳から蝶ケ岳をめざしているときに2400メートルくらいの稜線を歩いているとき熊に出くわしたことである。目の前50メートル位…

信濃の風

本日の俳句 ★山巓の銀河や信濃の風となる ★いただきを掠めんばかり星流る ★山頂に石ひとつ積み星流る ★峰より峰闇の深さに星の飛ぶ

久しぶりの単独山行の反省点

今回の山行はコースタイムにこだわってみた。体力がどの程度なのか、ひざの具合、気力の問題など、コースタイムに挑戦するつもりで計画を立てた。 軽いリュックの割に2日目の昼以降は、雨の所為もあるがあるく速度が遅くなった。誰しも雨合羽を着用しての歩…

久しぶりの単独山行

60歳の誕生日の8月5日から7日まで二泊三日で5年ぶりとなる単独山行。5年前に早池峰山に行ってひざを痛めて内視鏡手術をして以来となる。 テント・自炊の荷物の量に自身がないので小屋どまりで食事つきを選択。結局荷物はデイバックで済んでしまった。…

不思議な会話

喉が痛くて近くの内科の個人病院に行ったとき、受付をすまして待っていたら、受付の女性が私が待っている席に寄ってきて「風邪ですか?」といいながら体温計を差し出した。 思わず「え?」と聞き返した。そうすると「風邪なら熱を測ってください」という。熱…

夏風邪ようやく回復

先週月曜に夏風邪様の症状がなかなか抜けないことを記載した。コメント以外にも何人かの方が心配されて電話をくれた。ありがたいことこの上ない。 幸い先週末にはようやく咳も痰もおさまり、今週は風邪様の症状については快適に過ごさせてもらっている。 あ…

初蝉

本日の俳句 ★重力の撓みに蝉の鳴き始め ★大西日とんびの楕円を貫きて ★砂の熱夏の盛りへ潮満ちる