Fsの独り言・つぶやき

横浜市在住。一応理系卒。音楽・美術・文学・政治などをつぶやく。60歳定年退職。膝・腰痛で登山を65歳で断念。現在は街中ウォーキング。

2010-08-01から1ヶ月間の記事一覧

本日の読書

本日の読了 ☆「前方後円墳の世界」(広瀬和雄、岩波新書) 新書では久しぶりに納得のいく論考にであった。「記紀」やこれまでの「通説」にとらわれることなく、「前方後円墳」の史的変遷とその景観を頼りに論を進める方法に好感をもった。「見る・見せる」墳墓…

法事

本日は世話になった叔父の七回忌法要で、東京東本願寺へ。信仰とはまったく無縁な生存を続ける私には宗教行事と云うのは縁遠いものではあるが、私が世話になった叔父の法要を世話になった叔母が営むのであるから、それは何よりも尊重し参加しないわけにはい…

本日の得物(100828)

本日の購入 ☆ハイドン チェロ協奏曲(チェロ:ジャクリーヌ・デュ・プレ、第1番 指揮:バレンボイム、イギリス室内管弦楽団、第2番 指揮:バルビローリ ロンドン交響楽団) ☆ドボルザーク 弦楽四重奏曲12番(アメリカ)、14番(カルミナ四重奏団) いづれも…

本日の俳句(100828)

本日の俳句 大雪山 ★赤とんぼ岩より肩に我が耳に 習作 ★赤錆の戦車丸くたたずむ夏の累積 一句目、大雪山から降りてきてロープウェイの下でバスを待つ間、芝に寝そべっていたところ、赤とんぼが近くの岩にから私の肩に止まり、どういうわけか横向きの側頭部に…

本日の俳句(100827)

本日の俳句 ★蜉蝣は細き道ゆく月の空 ★蜉蝣に強き生あり翅模様 かげろうが私の家のドアの外に時々止まっている。今夜帰宅したとき、どういうわけかドアから飛び立ったかげろうが、月の方向に飛びたっていった。別に月をめざしたわけではなかろうが、たまたま…

高島野十郎の絵(その6)

月 (その3)で月の絵を論じた。この絵も取り上げたが、実物を見るとこの絵はもっと印象的だ。実際の絵の方が空の透明感がずっとすばらしい。そして月の光が見るものにも届きそうに見える。空の色と月光の配合、雲の配置と色、樹々の梢の配置と色がそうさせる…

高島野十郎の絵(その5)

雨-法隆寺塔 この絵も「やぁお久しぶり」という感じで対面した。ただし私は画集によってもっと雨が白く細く描かれていると思っていた。実際には思ったよりは雨が白くかすんでいた。 私は梅雨の頃の雨と思い込んでいる。春雨より降込んでいるようだし、時雨…

本日の俳句(100826)

本日の俳句 ★眠られぬ残暑の妄想偏微分 ★陽は天頂方位失う残暑かな 大雪山 ★右花野左噴気の山尖る

高島野十郎の絵(その4)

からすうり 本日は銀座美術館に出かけて、高島野十郎展を見た。その中から特に印象に残った「からすうり」「雨-法隆寺塔」「月」を取り上げてみる。 高島野十郎のこの「からすうり」は蝋燭と月以外ではもっとも好きな絵だ。実際には見たことはないが、「や…

本日の俳句(100825)

本日の俳句 大雪山(その2) ★地の底のカオス整い秋冷へ ★爽涼に噴気は等しき高さまで ★とがりゆく岩稜さらに秋の雨 ★火山秋岩石あまた角度立つ

本日の俳句(100824)

本日の俳句 大雪山 ★秋冷や火の山に雨吸い込まる ★秋めいて岩稜角(かど)をととのえる 飛行機より ★積乱雲眼下に強く湧きて白

無事横浜帰着

層雲峡温泉を10時にバスで出発し、旭川空港経由で羽田へ到着。家族が心配のメールを寄越していたが、羽田でそのメールを妻が開いて何のことやら理解ができなかったが、帰宅後夕刊を見てビックリ。 一昨晩とまった旭岳温泉が大雨で孤立とのこと。コースが逆…

やはり雨男

本日は旭岳温泉から旭岳頂上へ。層雲峡温泉まで縦走予定が冷たい雨が降り断念。大雪山最高峰を踏んだことで満足。私は二度目の旭岳であったが、前回も翌日から雨となり、白雲岳の非難小屋から引き返した。 今回も登って来た道を引き返す途中一旦雨が上がり温…

俳人西川徹郎文学館

本日は俳人西川徹郎の文学館(旭川市内)を訪れた。現役の俳人(1947~)のという名の文学館だ。私の俳句の方向とはズレはあるが、現代語、現代仮名遣いは同じ。 ☆緑青の卵管見える金閣寺 ☆夜毎慟哭蛍は沖へ出でて帰らず ☆蓮池で金襴濯ぐ秋の寺 後日「全句集」を…

本日から夏休み

本日から二泊三日の夏休み。北海道で大雪山の麓の旭岳温泉と層雲峡温泉を予約したものの、肝心の天候は「雨男」の本領発揮で、「曇り一時雨、降水確率50%」。登山は無理のようす。とりあえず登山の身支度はしたが、温泉のみとなるか、「晴れ男」に変身で…

本日の俳句2(100821)

本日の俳句(追加) ★ゆったりと桃の皮剥く汁が手に ★一杯の麦茶の冷気を隅々に 俳句は、炎天下のウォーキング途中に帰宅後のシャワーと冷水と冷えた桃を想像しながらのもの。歩きながらできた俳句は出来立ての気分は上々だが、帰宅後に清書すると大したもので…

本日の俳句(100821)

本日の俳句 ★木の下に風とどこおる残暑かな ★細く書く微かな虫の音に沿うて ★梢には風も忘れて秋暑し 昨日に続いて残暑の句。眠られぬ昨夜、うつらうつらしながら浮かんだ。そして微かな虫の音も聞いて作った。朝目覚めて、昨日よりも暑い気配の日差し。真夏…

本日の俳句(100820)

「残暑」で季語をめくっていたら 朝夕がどかとよろしき残暑かな 阿波野青畝 てにをはを省き物言ふ残暑かな 戸恒東人 吊革に手首まで入れ秋暑し 神蔵 器 が目に付いた。うだるような暑さが続く。昨日今日と横浜は30℃とのことでこれまでより多少はよかったが…

高島野十郎の絵(その3)

昨日の朝日新聞の夕刊の2面にに高島野十郎の記事が掲載されていた。夜に(その2)の記事を書いているときに妻に教えてもらった。 記者は次のように書いている。「よくよく見ると写実的だが、正確な描写ではない。炎は長すぎるし、影は動かず真円に近い。三鷹…

高島野十郎の絵(その2)

満月 私の所有する求龍堂の画集では、「月」と題する月を中心とする似た構図の絵が5点あるが、「満月」と題する絵はこの1点のみである。3点は「月」と題して満月のみを描いている。1点は満月を中心に雲と高木4本の梢の先が見えているものがあるが題は「…

高島野十郎の絵

蝋燭 高島野十郎という人の絵を知ったのは最近のことだ。何年か前、確か新日曜美術館でやっていて知ったような気がする。最初月の絵を見たとき、坂本繁二郎の絵を思い浮かべた。青木繁・坂本繁二郎と同郷、ほぼ同時代的な世代と言うことも後に知った。 「時…

「時のしずく」(中井久夫著)

恥ずかしながら約一年かけて本日読了。途中約9ヶ月ほど放ってあった。というよりも机のうずたかく積まれた本の下のほうに忘れてあった。 「大震災の中では一種の連帯感、共同体感情というものが存在した。普段の人々の境界が溶け落ちた(メルトダウンした)の…

ベートーベン チェロソナタ3番

ヨー・ヨー・マのチェロ、エマニュエル・アックスのピアノで3番と5番、魔笛の主題による7つの変奏曲と、同じく12の変奏曲が同梱。昔から特にこの3番は好きであった。またチェロとピアノのバランスもよいと感じる。 第1楽章の朗々とした第1主題はいか…

今月の7句(7~8月)

俳句誌への投句7句 ★梅雨の闇記憶途切れるその先に ★傷もなく青の硬さに夏の瓜 ★噴水の届かぬ虚空蝶の道 ★かみなりの起点は何処水におう ★炎帝や鉄棒赤き錆匂う ★鳴ききって面構え良し蝉骸 ★台風来鉛筆の先の丸みへと

本日の俳句(100813)

本日の俳句 ★太く書く蝉の時雨を払いつつ ★くっきりと万年筆で立秋と ★台風来鉛筆の先の丸みへと 台風特有の湿気が、皮膚感覚には厭わしいが、筆記具にはいい感触を与えるようだ。 蝉時雨がそれほど喧しくないと記載したが、ようやく立秋を過ぎてから蝉の声…

プロコフィエフ、バイオリンソナタ

本日は、プロコフィエフのバイオリンソナタ1番、2番(バイオリン:シュロモ・ミンツ、ピアノ:イエフィム・ブロンフマン、1987年録音)を聴いている。 私にはプロコフィエフはそれほどなじみはないのだが、少し激しいリズムと旋律を聞きたくなったのと、厚み…

本日の俳句(100811)

本日の俳句 ★かなぶんが戸を敲きおり夜深し ★突如来て夜の一声秋の蝉 ★ふるさとへ痒み少なき残りの蚊

本日の俳句(100810)

本日の俳句 ★揚羽蝶風なき空に風を切る ★片陰の風なき道に蝶の道 ★影もなく風もなき道夏の蝶 同工異曲といわれそう‥。 本日は沖縄・九州は台風、東北は地震とあわただしかった。台風の動きが心配である。

本日の俳句(100809)

本日の俳句 ★戦死者の墓誌を真中に蝉時雨 ★未だ重き戦死の証し夏の墓 ★静かさは秋来る日の夜の雨 昨日の雨は雨が降り出し、静かな夜となった。蝉が少ない所為か雨と同時に蝉の声もやみ、例年微かに聞こえ始める虫の音もなく、雨の音をじっと聴いていた。 昼…

本日の読了(100808)

「正倉院文書の世界-よみがえる天平の時代-」 (丸山裕美子、中公新書) 写経所の業務実態など興味深かった。特に6日に1日の休みがあり、他に休暇申請や欠勤届、借用書、そして待遇改善の要望書案、また朝廷での行事毎にボーナスに当たるような支給が行わ…