
本日はベートーベンのバイオリン協奏曲を聴きながら作業を行った。いつものヨゼフ・スーク、チェコフィル、コンヴィチュニーの組み合わせではなく、ヴァイオリンはイツァーク・パールマン、バレンボイム指揮のベルリンフィルハーモニー管弦楽団の組み合わせ。録音は1986年である。いつ購入したのかは覚えていないが、スーク・チェコフィルの次に聴いている回数は多いはずである。パールマンのヴァイオリンの音も美しい。
またカデンツァは誰のものか解説には明示されていない。しかし主題がよく浮き出ていて音楽にマッチしているいいカデンツァだと思う。
私がこの曲で重視するのは、以前にも触れた最初の出だしのティンパニーの5連打(そのも初めの4連打)である。楽譜上ではD音の四分音符が5つ並んでいるだけだが、これでこの演奏の良しあしが決まってしまうようなものである。

そしてその次のポイントは、第一楽章の提示部(89小節~)が始まってすぐの107小節目のソロヴァイオリンの奏でるA♯音である。次のH音の二分音符にかかるまでの表情がとても大事に思える。この四分音符をどのように唄うかでソリストの好き嫌いが私の場合決まってしまう。