・「大きな字で書くこと 父 その1」 加藤典洋
1頁の短い連載であるが、この「父」のシリーズは、作者の父の「特高主任」としてのことを記載しようとしているようだ。
共謀罪というものがいま国会で審議され、一強の自民党主導で通ろうとしている。この原稿が活字になる頃には、国会をどのような形でか通過しているかもしれない。この法律は、一名、現在板の治安維持法である。そう聞くと私の中でびくりと反応するものがある。
という文章から今回ははじまる。次回以降も注目していきたい。
・「サイエンスの視点、アートの視点」(ルビンのツボ①) 齋藤亜矢
頭よりからだを通して感じるようにすると「!」に出会えるように思う。それは、アートに対峙するときも同じかもしれない。頭の奥をちょっとゆるめる感じで作品に向きあうとき、アーティストが見いだしてきた「!」に出会えることが多いからだ。
アートとサイエンスの交差する場をフィールドに、自分のからだを通して「!」を探すことからはじめたい。そこに、アーティストの「!」やサイエンスのさまざまな視点からの「?」を添えて、ゆるゆると綴っていければと思う。